AI文章検出ツール比較 2026:Originality.ai/GPTZero/Pangramの選び方
AI文章検出ツール比較 2026:Originality.ai/GPTZero/Pangramの選び方
外注ライターの原稿、寄稿記事、学生レポートを毎週見る人向けに、AI文章検出ツールを3つに絞って比較します。対象は Originality.ai、GPTZero、Pangram です。
AI検出は判定機ではなく、レビュー優先度の補助です。誤検知は起きます。検出結果だけで採否を決める運用は避けます。
出版社・SEO記事の外注管理なら Originality.ai が第一候補です。教育用途なら GPTZero、短文確認なら Pangram です。
価格と公式情報の比較
| 製品 | 無料/低額枠 | 有料プランの目安 | 強い用途 | 公式情報 |
|---|---|---|---|---|
| Originality.ai | Pay as you go $30 / 3,000 credits | Pro $12.95/月(年払い) または $14.95/月(月払い) | SEO記事、外注原稿、チーム共有 | 出典: Originality.ai Pricing |
| GPTZero | 価格ページで無料開始とProfessional/Teamを案内 | 金額は動的表示のため公式確認推奨 | 教育、レポート、著者性確認 | 出典: GPTZero Pricing |
| Pangram | Free 4 credits/day | Individual $20/月、Professional $65/月 | 短文、SNS、Chrome/Docs連携 | 出典: Pangram Pricing |
Originality.ai は「1 credit = 100 words」と明記しています。月100本の1,000字原稿なら約1,000 creditsです。Proの2,000 monthly creditsで足りるかを先に見ます。
GPTZero は AI Detector、Advanced AI Scan、AI Vocabulary、Hallucination Detector、Plagiarism Checker、Grammar Checker、Authorship Verification を同じ価格ページで案内しています。Chrome extension、Google Docs、Canvas、API、Zapier も並びます。出典: GPTZero Pricing
Pangram は Free で1日4 credits、Individualで月600 credits、Professionalで月3,000 creditsです。Chrome extension、Google Docs integration、20言語超の検出、plagiarism detectionも価格ページに記載があります。出典: Pangram Pricing
3製品の機能差
| 観点 | Originality.ai | GPTZero | Pangram |
|---|---|---|---|
| AI検出 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 登録なしで試す | 不可(要アカウント) | 1万字まで可 | 不可(要アカウント) |
| 盗用チェック | 価格ページで提供 | 提供 | 有料枠で提供 |
| Chrome拡張 | あり | あり | あり |
| Google Docs連携 | あり | あり | あり |
| API | あり | あり | あり |
| 価格の読みやすさ | credit制が明確 | 動的表示で要確認 | credit数が明確 |
差は精度だけではありません。共有相手、Docs連携、API利用の有無で選択が変わります。
実測:同じ文章を3製品に通してみた
精度ランキングを並べる代わりに、自分で同じ文章を入れて確かめました。
用意した文章:AIが書いた英文3本(①整った説明文 ②それを軽く手直しした文 ③日記調にくだけて書いた文)と、非ネイティブの人間が手でタイプした英文1本(約60語)。各ツールに同じ条件で入れています。Originality.ai は無料アカウントの残クレジットが0で、スキャンに有料サブスクが必要だったため、今回は GPTZero と Pangram の2本で実測しました。
| 入れた文章 | GPTZero | Pangram |
|---|---|---|
| AI生成(整った文) | AI 100%(highly confident) | AI Generated 100%(Confidence High) |
| AI生成を軽く手直し | AI 100% | AI Generated 100% |
| AI生成・日記調にくずす | AI 100% | AI Generated 100% |
| 人間(非ネイティブ手書き) | 人間 100%(AI 0%) | Human Written 100%(Confidence High) |

AI生成文を入れると Pangram は「AI Generated 100% / Confidence High」。

非ネイティブの人間が書いた約60語は「Human Written 100% / Confidence High」。誤検知は起きませんでした。
わかったこと:
- AI文は3本とも両ツールが100%でAI判定。日記調にくずしても、軽く手直ししても隠せませんでした。
- 心配されがちな「非ネイティブの人間の文をAIと誤検知する」問題は、今回の約60語サンプルでは両ツールとも起こらず、「人間100%・高確信」と出ました。
- ただし人間文は n=1 サンプルです。極端な短文・定型文・翻訳調では結果が変わり得るので、重要な判定は必ず複数サンプルと執筆過程で裏取りします。
Originality.ai:外注記事の検収向き
Originality.ai はSEO記事や編集部の原稿チェックに寄っています。価格ページでも、AI Checker、Plagiarism Checker、Bulk Scan、Fact Checker、Readability Checker をまとめて示しています。出典: Originality.ai Pricing
強い点はcredit計算のしやすさです。1 credit = 100 words なので、月間本数から費用を見積もれます。弱い点は、短文や編集済み文章で結果を過信しやすいことです。

Originality.ai の公式ページ(料金・機能)。 検証メモ: ログインしてスキャナ画面までは到達できましたが、無料アカウントの残クレジットが0で、実際にスキャンするには有料サブスク(Buy Subscription)が必要でした。そのため今回は実判定まで到達できていません。料金は「1 credit = 100 words」「Pay as you go $30 / 3,000 credits」を確認。外注記事をまとめて検収するなら、この credit 制は本数から月額を逆算しやすいのが利点です。アプリ内には AI Score / Plagiarism / Content Quality / Readability / Grammar / Fact Check の6種スキャンと、Bulk Scan・Website Scanner・Chrome拡張、さらに Affiliate Program まで揃っていました。
試す前に課金が要るのは個人にはしんどい。外注を毎月まとめて検収する編集部向けだと感じた。
GPTZero:教育・著者性確認向き
GPTZero は教育現場やレポート確認の文脈が強いです。価格ページでは、AI Vocabulary、Authorship Verification、Canvas Integration など、学校や組織で使いやすい機能が並びます。出典: GPTZero Pricing
良い点は、著者性や文章の見直しまで含めて説明しやすいことです。注意点は価格確認です。この環境では具体金額の一部が動的表示でした。

GPTZero の公式ページ(料金・機能)。 検証メモ: 上の実測どおり、AI生成文3本はすべて「AI 100%・highly confident」、人間の手書き英文は「人間100%(AI 0%)」と判定しました。文単位のハイライトで「どの文がAIっぽいか」を相手に見せやすいのが教育・レビュー向きです。さらに公式の案内どおり10,000文字までならアカウントなしで貼り付けスキャンを試せる(10,000字超のみ無料アカウント作成)ので、3製品の中で「まず試す」ハードルが最も低いのも実利点でした。具体的な金額は価格ページで要確認です(環境によって動的表示で、確定額は取得できませんでした)。
登録なしで1万字すぐ試せたのが一番ラク。文ごとに色分けされて、ライターに「ここがAIっぽい」と見せやすい。
Pangram:短文とブラウザ上の確認向き
Pangram はChrome extension、Google Docs integration、SNSやSubstack上の自動スキャンを打ち出しています。Freeの1日4 creditsから試せます。出典: Pangram Pricing
Individualは月600 credits、Professionalは月3,000 creditsです。短文なら無料枠でも癖を確認できます。定型文や箇条書きでは誤検知に注意します。

Pangram の公式ページ(料金・機能)。 検証メモ: 上の実測スクショどおり、AI生成文は「AI Generated 100%」、人間の手書き英文は「Human Written 100%・Confidence High」と判定しました。無料登録で1日4 credits付くので、今回のテストも無料枠の範囲で実行できています。Chrome拡張と Google Docs 連携があり、SNSやSubstackなどブラウザ上の短文を都度チェックする使い方に寄っています。極端に短い定型文や箇条書きは誤検知に注意します。
自分の雑な英語日記が一発で人間100%と出て安心した。Chrome常駐で短文をその場確認する使い方が一番ハマりそう。
どれを選ぶか
外注記事の検収なら Originality.ai です。教育や社内研修なら GPTZero です。短文、SNS、Substack、Google Docs上の軽い確認なら Pangram です。
FAQ
AI検出ツールだけで不正判定できますか?
できません。検出結果はレビュー優先度の指標です。執筆ログ、修正履歴、本人確認を合わせます。
日本語にも使えますか?
公式情報だけでは断定しません。30分チェックで日本語原稿、英訳原稿、AI生成原稿を比べます。
無料枠だけで足りますか?
数本試すなら足ります。月数十本見るなら有料枠を前提にします。
まず何を試すべきですか?
人間文、AI文、AI編集文の3本を同じ条件で入れます。
CTA
外注記事なら Originality.ai のcredit消費を測ります。教育用途なら GPTZero、短文確認なら Pangram の無料枠を見ます。